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忘年会続きで口が乾く…冬の飲み会シーズンに実践したい口腔ケア術

年末年始の健康管理に必要な口腔ケア

忘年会にクリスマスパーティーと、年末年始はお酒を飲む機会が増えますよね。実はアルコールには利尿作用があるため、飲むと体の水分がどんどん失われていきます。その結果、唾液の量が減って口の中がカラカラに。唾液は口の中を潤すだけでなく、細菌や汚れを洗い流してくれる大切な存在なので、これが減ると虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。

さらに冬は空気が乾燥しているので、ただでさえ口の中の水分が蒸発しやすい時期。加湿を怠ると、舌がカサカサしたり、ひどいときはひび割れることも。乾いた口内環境は細菌が繁殖しやすく、口臭や炎症の原因にもなります。飲み会の後、そのまま歯も磨かずに寝てしまうと、食べカスや糖分をエサに細菌が大繁殖。特におつまみや甘いお酒を飲んだ後は要注意です。

口の中を健康に保っておけば、嫌な口臭や歯の痛みに悩まされることなく、年末年始の食事や会話を思いっきり楽しめます。それに口腔ケアは全身の健康にもつながるんです。

飲酒後の口腔ケアの重要性

お酒を飲むと唾液が減って、口の中の汚れが落ちにくくなります。本来なら唾液が自然に洗い流してくれるはずの汚れが、そのまま残ってしまうんですね。疲れて帰ってきてそのまま寝落ち…というのはよくある話ですが、これが虫歯や歯周病の入り口になってしまいます。疲れていても、せめてマウスウォッシュでゆすぐだけでもかなり違いますよ。

それに歯周病って、口の中だけの問題じゃないんです。炎症が全身に広がって、糖尿病や心臓の病気を悪化させることもあると言われています。歯磨きはもちろん、水やお茶でうがいをしたり、舌ブラシで舌の汚れを取るのも効果的です。

冬の乾燥と口腔環境を改善する方法

唾液を出しやすくするには、ガムを噛んだり飴をなめたりするのがおすすめ。レモンや梅干しみたいな酸っぱいものも唾液が出やすくなります。それから、お酒を飲んでいるときやその後は、意識的に水分を取るようにしましょう。水やノンカフェインのお茶をこまめに飲むだけで、口の中の潤いがずいぶん保てます。

室内では加湿器を使って、湿度を50~60%くらいにキープするといいですね。口腔用の保湿剤も便利で、軽い乾燥ならスプレータイプ、もっと乾燥がひどいときはジェルタイプがおすすめです。

飲み会後のルーティンで健康習慣をつくる

飲み会から帰ったら、まず口をゆすいでから歯磨き。そのあとデンタルフロスやうがい薬を使えば完璧です。でも正直、酔って帰ってきた後に歯磨きするのって面倒ですよね。ベッドのそばに歯ブラシを置いておく、電動歯ブラシを使って手軽に済ませる、といった工夫をすると続けやすくなります。

年末年始は旅行や外出も多いので、携帯用の歯ブラシセットやミニサイズのマウスウォッシュを持ち歩くと便利。口腔用の保湿スプレーなら、水道がない場所でも使えます。家族や友達と「飲み会の後はちゃんとケアしようね」なんて話題にするのも、お互いのモチベーションアップになりますよ。

持続可能な口腔ケアのコツ

歯磨きを「寝る前に絶対やること」として習慣にしてしまいましょう。スマホのリマインダーを使うのもいいですね。あとは自分が気に入った歯ブラシやいい香りのマウスウォッシュを選ぶと、ケアするのが楽しくなります。

もし口の乾燥がひどくて痛みやひび割れが出てきたら、我慢せず歯医者さんに行ってください。定期検診も大事です。特に年末年始は口の中がダメージを受けやすい時期なので、プロにチェックしてもらうと安心。症状が出る前に予防できるのが一番ですからね。

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