緑陽台歯科診療所

そもそも洗口液って何？

洗口液とデンタルリンス、どちらも似たような商品だけど実は使い方が違う。洗口液は歯磨きが終わった後の仕上げに使うもので、デンタルリンスは液体歯磨きだからブラッシングが必要なんだ。

洗口液の一番のメリットは、歯ブラシじゃ届かない歯と歯の間や歯周ポケットに潜む細菌をやっつけてくれること。口臭が気になる時や、虫歯・歯周病を防ぎたい時にも頼りになる。

こんな人には特におすすめ：
– 人と話す機会が多くて口臭が心配
– 虫歯になりやすい体質
– 仕事が忙しくて歯磨きがおろそかになりがち
– 矯正中で歯磨きが大変

使い方次第で効果は変わる

基本の使い方はこれ
まずは普通に歯磨きを済ませてから、洗口液の出番。キャップ1杯分くらい（だいたい10～20ml）を口に含んで、30秒から1分くらいクチュクチュする。吐き出した後は、すぐに水でゆすがないのがポイント。せっかくの殺菌成分を洗い流しちゃうからね。

いつ使うのがベスト？
朝起きて歯磨きした後と、夜寝る前がゴールデンタイム。特に寝る前は効果的で、寝てる間に細菌が繁殖するのを防いでくれる。昼休みに追加で使ってもOKだけど、やりすぎは禁物。1日1～3回くらいにしておこう。

気をつけたいこと
洗口液は歯磨きの代わりにはならない。必ず歯磨きとセットで使うこと。それと、ピリピリして刺激が強すぎる場合は、アルコールが入ってない優しいタイプに変えてみて。

自分にピッタリの洗口液を見つけよう

何を重視するかで選び方が変わる
口臭をなんとかしたいなら、ミント成分やエッセンシャルオイル入りがおすすめ。歯茎の腫れや出血が気になるなら、CPCやグルコン酸クロルヘキシジン配合を。虫歯予防なら断然フッ素入り。

刺激に弱い人はこちら
口の中がデリケートな人は、「ノンアルコール」や「低刺激」と書かれたものを選ぼう。アルコールが入ってると確かにスッキリするけど、人によってはヒリヒリしちゃう。

毎日続けるコツ

歯磨きと一緒に使うメリット
歯磨きだけだと、実は汚れの6割くらいしか落とせてない。洗口液をプラスすることで、残りの4割に潜んでいる細菌にもアプローチできる。殺菌成分がじわじわ効いて、長時間お口をキレイに保ってくれる。

習慣にするには
歯磨きの後に必ず洗口液、っていうルーティンを作るのが一番。洗面台に置いておけば忘れにくいし、見た目もスッキリ。最初は刺激の少ないものから始めて、慣れてきたら目的に合わせて変えてもいい。

家族みんなで使うなら
家族で共有するなら、刺激が少なくて幅広い効果があるものがベスト。フッ素入りなら子どもから大人まで安心だし、「口臭・歯周病・虫歯予防」が全部入った万能タイプなら1本で済んで経済的。

洗口液は使い方次第で、お口の健康レベルがグッと上がる優秀なアイテム。自分に合ったものを見つけて、毎日の習慣に取り入れてみて。きっと違いを実感できるはず。