緑陽台歯科診療所

歯や歯ぐきが敏感な人は、歯医者さんから、歯に刺激を与えるような食べ物は避けるようにと言われたことがあるのではないでしょうか。しかし、問題のある食べ物を摂らなくても、お口の健康が危険にさらされる可能性があることをご存知でしょうか？歯周病は、ほとんどの人が気づいていない静かな危険です。特定の食品を避けるだけでなく、他にも知っておくべきことがあります。 歯周病の増加やその破壊的な影響により、歯の啓蒙活動が盛んに行われるようになりました。歯周病を予防し、健康な笑顔を保つための方法はたくさんあります。ここでは、健康で丈夫な歯ぐきを保つために役立つヒントをいくつかご紹介します。

ブラシとフロスを毎日する。
毎日の歯磨きで歯は清潔で健康な状態に保たれますが、歯磨きだけでは十分ではありません。歯周病を予防するためには、毎日のフロスも必要です。多くの人は、ブラッシングだけで十分だと勘違いしています。実は、歯周病は世界で最も一般的な口腔衛生問題なのです。年齢を問わず何百万人もの人が罹患しており、歯を失う最大の原因となっています。 フロスは、歯の周りに蓄積された細菌を除去する働きがあります。この細菌は、歯周病、虫歯、口臭の原因となります。歯周病は無症状であることが多く、何年も発見されないことがあります。歯周病の原因となる細菌を取り除くには、毎日フロスをすることが一番です。

甘いものを控える
キャンディー、クッキー、ソーダなど、砂糖を多く含む食品は、歯にダメージを与えます。それらが歯に付着すると、エナメル質を破壊し、歯に詰まって、細菌の繁殖を促進します。これは、虫歯や歯周病の原因となります。 しかし、甘い食べ物の影響は歯だけにとどまりません。歯茎にも影響を及ぼします。歯周病は細菌の感染症で、時間が経つと歯茎を破壊してしまいます。食べ物や飲み物に含まれる細菌が歯垢となって歯に付着すると、それが固まって歯周病を引き起こします。 歯周病は歯の損失にもつながるので、甘いものを控えることが歯と歯茎を守ることにつながります。

定期的に歯医者に通う
定期的に歯医者さんに通うことで、歯周病の初期症状を深刻化する前に発見することができます。自宅で調べて、「あ！歯周病だ！」と言えるような症状はありません。歯周病は、無症状であることが多い静かな病気です。放っておくと、歯を失うなど健康被害を受けるリスクが高まります。 多くの人は6ヶ月に一度、歯医者に行きますが、これは良い考えですが、それだけでは十分でない場合もあります。歯周病の家族歴がある方は、もっと定期的に歯医者に行った方が良いかもしれません。また、糖尿病、妊娠中、免疫力の低下、特定の薬を服用している場合は、さらに頻繁に歯科医を受診する必要があるかもしれません。

健康的な食生活を心がけましょう。
食生活は、お口の健康と全身の健康に影響を及ぼします。健康的な食事をすることで、甘いものによる歯や歯茎のトラブルを避けることができます。野菜や果物を多く取り入れたバランスの良い食事を心がけましょう。これらの食品にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、感染症と戦う力を高めてくれます。砂糖やでんぷんを多く含む食品を避けることは、歯の健康を保つのに役立ちます。 炭酸飲料が歯に悪いことはよく知られてい ますが、歯茎にも悪い影響があることをご存知でしょうか。ソーダには砂糖と酸が多く含まれ、これらはエナメル質を侵食し、歯茎に害を及ぼします。また、歯周病のリスクを高める可能性もあります。 歯周病は健康上の重大な問題ですが、予防することは可能です。毎日の歯磨きとフロスの使用、定期的な歯科医院の受診、健康的な食事は、歯周病を防ぐのに役立ちます。