おしらせ

歯を磨くのに適切なタイミングは?

一般的に、食後すぐに磨くのが良いと言われていますが、なぜでしょうか?

歯磨きの目的は、毎日の歯磨きでいかに菌(歯垢・プラーク)を除去するかです。
歯垢・プラークは食後約8時間ほどで作られると言われています。

もし、昼食後に歯を磨く時間がない状況であれば、朝の歯磨きから夜の2回目の歯磨きまで12時間以上空いてしまうことになります。
そうならないためにも、虫歯や歯周病を予防するために、毎食後の歯磨きは大切です。

食後すぐの歯磨きはよくないのでしょうか?

食後すぐに歯を磨くと、歯の表面にキズがついてしまうという話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
私たちは食事をすると、細菌が食べ物に含まれる糖分を分解するため、口の中が一時的に酸性になります。
口の中が酸性になると、歯の表面にあるエナメル質が溶けて弱くなるのです。
この時に強く歯を磨くと、歯の表面がすり減ることが報告されています。

こうした理由から、食後はすぐに磨かず、口の中が酸性から中性になり、歯が本来の硬さになるのを30分程度待って磨くとよいでしょう。

また、歯がヌルっとしていると感じたら、歯を磨くとよいでしょう。

特に就寝前はしっかりと歯を磨きましょう。
定期的に歯科医院で検診を受け、お口の中の状態を確認し、ご自身にあった歯磨きの指導を受けましょう。

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