おしらせ

入れ歯が正常でも痛みが出る事があります

歯の治療の結果、元の機能や見た目を取り戻しても、それが永遠に持つ事はありません。
どんなものにも寿命があり、それは治療に使用した素材や治療法、その後の口腔ケアにより長短の違いはあっても、いずれ再治療すべき時が来ます。

入れ歯(義歯)も例外ではありませんが、入れ歯の場合は入れ歯自体に問題なくても、別の理由で再治療をお勧めする事態というものがあります。

病気などで急に体重が減ると、その影響が口腔内に現れる事があります。
歯茎の形が微妙に変化し、外から見た限りでは判らなくても、歯の噛み合わせが悪くなって、外れやすくなったり、痛みが出る事があります。

入れ歯には変化が無いのに、土台が変化したたため、合わなくなってしまうのです。

これは老化によって起きる事もあります。

老化の場合はゆっくり進むため、症状も最初は少しの違和感だったのが、やがて痛みへと緩やかに変わります。
入れ歯が入っている状態を見ても、外した入れ歯を見ても特に問題は見えないため、ご家族は気づきにくいかも知れません。

違和感や痛みがあるようでしたら、「入れ歯は関係なさそう」と思っても、入れ歯の調整で治る事もありますので、歯科医院を受診されてみる事をお勧めします。

それでは、皆さま良いお年をお迎えください。

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