おしらせ

口腔体操でお口を健康に

「オーラルフレイル」という言葉をご存知ですか?

オーラル=口の
フレイル=虚弱

と、いう意味で、噛む、飲み込む、話すなどの口腔機能が衰えることを言います。

年齢を重ねていくと、お口の中の機能も老化が進みます。
日本歯科医師会で推奨している「口腔体操」は、
日常生活の中で簡単にできるたくさんのお口の運動が紹介されています。

①お口、舌の動きをスムーズに動かす体操
→口を「うー」とすぼめたり「いー」と横にひろげたりする運動

②飲み込むパワー(嚥下機能)をつける体操
→ゆっくり大きく口を開け10秒保持、しっかり口を閉じて10秒休憩を繰り返す

③噛むパワー(咀嚼機能)をつける体操
→1日2回(朝と夜)、2分間はリズムを決めて、3分間は自由に、計5分間ガムを噛む。

④滑舌(口唇・舌の巧緻性)をよくする体操
→「なまむぎ なまごめ なまたまご」などの早口言葉を大きく口をあけながら3回言う

⑤舌のパワーをつける体操
→舌を上下左右に伸ばしたり、口の周りをぐるりと動かす

唇やほほ、舌を意識的に動かすことで筋力をアップさせ、唾液が良く出るようになります。
唾液の分泌は、虫歯を抑制することにもつながりますので、お口の健康を保つのに役立ちます。
定期的な歯科検診や日々の歯磨きと合わせて「口腔体操」を生活の中に上手に取り入れ、
お口の健康を保ちましょう。

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